京都の翻訳会社がオススメする、失敗のない「ホームページの翻訳」

ホームページは海外からのお客様を集客したいときにとても便利です。世界中でインターネットが普及し、言語や作り方さえ最適化させれば世界進出も夢ではない時代になりました。

ただ、膨大なホームページの中から検索上位を取り、思い通りの売上を上げることはとても難しいです。特に英語といった、もはや「あって当然」レベルの言語の中ではむやみに翻訳していても何も結果が得られないこともままあります

とはいってもホームページ自体も、翻訳も、決して安いものではありません。

そこで今回はホームページの翻訳を失敗なく有効活用するために最低限押さえておきたいポイントについてまとめました。

 

1,ターゲットは言語ではなく地域で決める

検討している言語が世界で広く使われている場合は、ターゲット地域もある程度は絞っておきましょう。ホームページのアクセス解析で気になる地域はありませんか? 地域が変わると、同一と呼ばれている言語でも翻訳内容が変わることがあります。

アメリカ? 香港? イギリス? オーストラリア?

これらはそれぞれ違った英単語を使う地域です。

1階

アメリカ英語(アメリカ)

First floor

イギリス英語(香港・イギリス・オーストラリア)

Ground floor

 

中国? 台湾? 香港?

これらはそれぞれ違った中国語を使う地域です。

ワッフル

簡体字(中国語)

华夫饼

繁体字(台湾)

鬆餅

広東語(香港)

格仔餅

 

おそらく、どの地域の方も少し違った英語/中国語も読むことはできるでしょう。しかし「自分たちに向けて書かれた言葉」という心地よさはバカにできません。翻訳は言葉を入れ替えるだけでは意味がなく、きちんと効果を発してこそです。

地域の絞り込み方

おすすめの地域の絞り方は以下です。

Google Analyticsなどでアクセス元の国を見る

Google Analyticsのサイドバーにあるユーザーから地域を選択することで見ることができます。ただし、数が異常に多い地域についてはリファラースパムの可能性があります。

食材を使った商品があれば調べてみる

例えば台湾には牛肉やネギ・玉ねぎを食べない文化を持った人々がいます。これは、台湾で焼肉屋さんに入ると最初に「牛肉は大丈夫かどうか」と聞かれることもあるぐらいメジャーなことですが、日本では知らない人も多い文化です。

このように意外なところに落とし穴があることもあるので、気になる地域の宗教・文化について調べると良いでしょう。

 

2,情報の取捨をする

ホームページにはたくさんの情報が載っています。その中から日本のお客様向けに必要な情報、海外のお客様に必要な情報の整理が必要です。

翻訳ページには空港からのアクセス方法が載っている方がよいかもしれませんし、旅館であれば布団や大浴場の説明などが必要になるかもしれません。先程の項目で考えたターゲットに必要な情報がわかれば、是非追加を検討していただきたいと思います。

翻訳はただの言葉の入れ替えではなく、情報の最適化です。海外のお客様に必要な情報が載っているページを制作するつもりで作業に取り掛かるのがよいでしょう。

【例】こういう情報を載せてみませんか

  • Wi-Fiの有無
  • 和室(畳)の使い方
  • 使えるカードの種類
  • 近くのコンビニ、ATMの情報
  • 事前予約の可否 など…

 

3,実際にお店に来られても大丈夫かどうか考える

海外のお客様が来られたときに店舗で対応はできますか? 社内に混乱を招くことのないよう、必ず実際の店舗でも対応可能な言語にしましょう。

その言語が可能な社員・スタッフがいない場合でも、見せられるような言語の一覧表があるだけで対応はとてもかわります。現在店舗での言語対応が難しい場合は、ホームページの翻訳と一緒に店舗への言語導入もおすすめします。

【例】どんな言語導入がある?

  • 多言語社員、スタッフを雇用する
  • 商品や手順の翻訳一覧を用意する
  • タブレットなどを利用したテレビ電話通訳の導入をする
  • 電話通訳を導入する など…

 

4,予算を考えてみる

予算を考えるなんて当たり前! メニューも翻訳したことあるし、翻訳費用の見積もりは何となくわかるよ! と言いたいところなのですが、ホームページの翻訳とは思ったよりも費用がかさむ作業になっています。弊社で日本語サイトを多言語化する場合のフローは下記のようになっています。

  1. テキスト部分の日本語原稿の書き出し
  2. 写真の代替テキストなどの日本語の書き出し
  3. 翻訳
  4. サイトの複製
  5. 各言語のための最適化
  6. 言語の入れ替え
  7. 公開・アップロード

ホームページの翻訳とは単純に言語を入れ替えるだけではなく、多言語サイトの制作と同等と考えたほうが適切です。上記のフローで言えば、1・3が翻訳作業、2・4・5・7はWEB制作の作業です。

だいたい1つの言語ごとに10万〜30万円追加で考えておくのがベストでしょう。

予算が膨らみすぎないようにするためには

ホームページの翻訳で低コストで欲しい言語をなるべく網羅するには、翻訳からWEB制作までをワンストップで行える会社に依頼することが一番よいです。

WEB制作会社でも海外サイトの制作に慣れていないところに依頼をすると、外注した翻訳をただ入れられるだけになってしまうかもしれません。メニューにある「ホーム」の翻訳が「駅のホーム」になっていても「家」になっていても、誰も気づかずに終わる可能性もありますので注意しましょう。

翻訳する前に…

せっかくの翻訳、せっかくのホームページ、できるだけ有効活用したいですよね。すぐに効果が出るようなものではないですが、しっかり考えて運用することで必ず伸びるツールでもあります。

サイトの理想の形を考えて、そこに向かってしっかり作っていきましょう!