先日、中国の大型連休である国慶節が終了しました。期間中の京都は中国人で溢れかえっていました。
今年は、10月1日から8日までの8連休で昨年に比べ1日長かったようです。今回のブログでは中国の大型連休をリサーチしてみました!
国慶節の効果
小売り・飲食売上高
中国商務省によると、国慶節期間中の国内小売り・飲食業の売上高が1兆5千億元、日本円で25兆3500億円だと発表しています。 1日当たりの平均売上高でみると3兆円越えで、2016年に比べると10.3%増加しています。 数が大きすぎてピンとこないですよね。
国内旅行者数
中国国内を旅行した人は過去最多の7億500万人で、前年と比べると11.9%増加しています。 単純に計算すると、なんと約2人に1人は旅行している計算になります! 経済効果は前年比13.9%増の5836億元(約9兆6500億円)でした。
海外旅行者数
国慶節に海外旅行に出かけた中国人旅行者数は約600万人、渡航先は88か国1155都市でした。 彼らに人気の海外旅行目的地の80%はアジアに集中しており、人気の旅行目的地トップ5にランクインしたのは、香港地区、東京、大阪、バンコク、パリでした。 これは何としても日本に呼び込みたいですね!
旅行トレンド
旅行予約サイトトリバゴによると、中国人観光客はより冒険型の旅行を好む傾向が高まっているそうです。富裕層の観光客は、従来のツアーで回る観光地を避け、個人ガイドを手配し、個人旅行で行く人も出始めました。 さらに、コンサルティング会社の中国市場調査集団によると、中国人富裕層の観光客はこれまで旅行しづらかった場所に行く傾向があることも明らかにされています。 旅行好きな中国人はWeChat(中国のSNS)等で、自分が行ったところを自慢したいのかもしれません。実際にWeChat上では日本人も知らないような旅行地が注目されていることも分かっています。 いつ・どこで・どんなブームに火がつくか分からないですよね。
中国の大型連休一覧
今から一番近い大型連休は新年の3連休です。
まとめ
今回のブログでは中国の大型連休にクローズアップしてみました。大型連休の経済効果は図り知れないですね。 また、訪日客は誰も行ったことのないような場所にも注目していることも分かりました。 えっこんなところに!?という場所に中国人観光客が殺到する可能性もあるかもしれませんよ。 そうなっても困らないように次の大型連休前に中国語対応を済ませてしまいませんか? アドリンクでのお見積もりはこちらです。