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【日本は遅れている?】日本の喫煙対策の現状とこれから

世界各国で喫煙規制が進んでいます。国際オリンピック委員会(IOC)はWHOと共同で「たばこのない五輪・パラリンピックの実現」を推進しているため、2019年にラグビーW杯、2020年に東京五輪を控える日本でも世界的にも遅れている喫煙規制をすすめる絶好の機会となっています。
インバウンド対応と喫煙・禁煙等タバコにまつわる事情と現状について確認してみましょう。

日本と世界での喫煙率の比較

OECDが2015年に行った先進国を対象とした喫煙率調査によると、日本の喫煙率はOECDの平均値、19.7%を少し下回る19.3%です。
男女別でみると日本の男性の喫煙率はOECDの平均値である24.2%を上回る30.1%となっていますが、女性に目を向けると平均値の15.5%を下回る7.9%となっています。

外国人が困る喫煙、禁煙の現状

喫煙可否がわからない日本

訪日外国人観光客のうち、喫煙者は全体の1割程度と言われていますが、滞在中の喫煙者のうち6割程度が「今いる場所が喫煙可能かどうかわからなくて迷った」「喫煙ルールの表示がなく、喫煙の可否がわからない」「場所や地域によってルールが違い、混乱した」と話しています。

路上喫煙は自治体によって違う

日本でも2020年の東京五輪に向けて喫煙規制を推進すべきと、法改正が議論されてきましたが、結果的には全面的な屋内禁煙ではなく、小中学校や病院、官公庁、駅・空港などは屋内を全面禁煙としてラグビーW杯前の2019年夏ごろ適用するというものになりました。
しかし、日本では路上喫煙について自治体等がそれぞれに喫煙を規制していますが、外国の場合屋外については喫煙の規制がない場合がほとんどです。

喫煙可否のルール統一化の要望が多い

そのため、喫煙者、非喫煙者を問わず訪日外国人観光客のおよそ8割が喫煙について日本全国で統一されたルールがあった方が良いというアンケートへの回答をしています。
このように全体の流れは禁煙でありつつも喫煙者に対する配慮の必要性も同時に考慮していくことが望まれています。

ホテルによっては全面禁煙も

大手チェーン店を中心に飲食店では全面禁煙を導入する事例が増えてきていますが、ホテルでも同様の動きがあり、特に仙台圏を中心に東北で活発化しています。
JR仙台駅周辺では近年、全室禁煙のホテル開業が相次いでいます。駅東口に2016年4月にオープンしたホテルビスタ仙台、2017年6月にオープンしたホテルメトロポリタン仙台イースト、西口に2017年8月にオープンしたアルモントホテル仙台のいずれもが全客室を禁煙としています。

客室リニューアルを進める仙台国際ホテルは2018年4月1日から全客室を禁煙にしました。喫煙は館内に2か所ある専用スペースに限定することになりました。狙いはシングルユースからファミリー利用への転換で、近年の予約の傾向からファミリー利用やインバウンド利用を増やすためには必須の取り組みと判断したとのことで、同様に禁煙化を推進する試みは全国的に増えていくと予想されています。

日本の喫煙規制は前世紀並み?

WHOの調査によるとイギリス、オーストラリアなど49か国において職場や官公庁だけでなく、レストラン、パブ、バーなどの飲食店を含む公共の場所での完全禁煙を2014年時点で実施している他、アメリカでは2015年時点で全50州中37州で職場が全面禁煙、38州でレストランが禁煙となっています。
それに比べると日本の喫煙規制は屋外でのポイ捨てややけど対策が先行し、屋内での喫煙対策は分煙にとどまっており、「前世紀並み」だという評価を受けています。

喫煙事情については法的規制といった政治的な動きに加えてルールを英語、中国語、韓国語で明示する等、今後も増加が見込まれる訪日外国人観光客に向けてやるべきことはまだまだありそうです。

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