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トリップアドバイザーの2019年データから見える国別の傾向

訪日前のインバウンドが参照するメディアの一つがトリップアドバイザーですが、利用データやアンケートを元にしたインバウンドの動向調査の最新版、「インバウンドレポート2019」が発表されました。

今回はこのレポートを紐解いてインバウンド市場のトレンドを見ていきましょう。

国別のアクセス数増加の傾向は?

トリップアドバイザー上での日本の情報へのアクセス数は増加を続けていますが、国別の増加率をランキングにすると下記のようになります。

1位:インド      29%増
2位:イタリア     23%増
3位:ニュージーランド 29%増
4位:オランダ     18%増
5位:フランス     17%増

1位はインドで前年比29%増、平均の24%を上回っています。2位以下にはイタリア、ニュージーランド、オランダ、フランスが続き、アジア以外の国と地域からのアクセスが増加していることがわかります。

ちなみにトップ10以内にアジアの国や地域はランクインしていません。
シニアリサーチマネージャーの櫻井氏はこれらの国や地域をこれから攻めるべき市場という認識を示しています。

宿泊施設を検索してからチェックインまでの平均期間は?

日本のホテルを検索してから実際に訪日し、チェックインするまでの期間にも国別に傾向があることがわかりました。

100日以上:イギリス、ベルギー、オーストラリア等
90日:ブラジル、スペイン、フランス、イタリア等
80日:アメリカ、メキシコ、タイ、インドネシア等
50日:中国、インド、ベトナム等
40日以内:韓国

日本からの物理的な距離が遠くなる欧米の国のほとんどは80日以上前にホテルの検索をしていますが、中国、インド、ベトナム、韓国等、距離が近くなると1か月半程前に検索しています。

見方によっては旅行の計画をどのタイミングで始めるか、とも解釈できるこの結果を元にして国別のプロモーションを行う時期の目安にすることができそうです。

訪日旅行に求めるものはアジアと欧米豪で違いがある

9カ国のトリップアドバイザー会員2万1820人へのアンケート調査によると、訪日旅行を決める前に際の要素についてアジアと欧米豪では違いが見られました。

アジアでは季節のイベントが63%とトップだったのに対し、欧米豪では37%と季節感や季節固有のイベントを重視していないことが分かります。

一方、欧米豪が侍・着物・日本美術等の伝統文化が78%とトップになりましたが、中国は61%となっています。
やはり国や地域に合わせて適切な切り口でプロモーションを行ったり、観光資源を開発する必要がありまそうです。

サイト上で予約購入されたアクティビティは?

トリップアドバイザーではアクティビティツアーやチケットの予約販売を行っていますが、2018年に予約購入されたアクティビティツアーやチケットを見てみましょう。

1位:文化&テーマ別ツアー    132%増
2位:プライベートツアー     98%増
3位:観光チケットとバス     95%増
4位:宿泊付き長期ツアー     90%増
5位:ショッピングとファッション 80%増

日本の文化を楽しみたい、という需要は大きく、テーマごとのツアーの伸びが大きいことがわかります。また、プライベートツアーのような小規模かつ自由に日本が楽しめるものも注目を集めていますね。

まとめ

調査データはダウンロードして閲覧することが可能ですので、インバウンドを誘致するにあたりターゲットとする国や地域では訪日旅行にどのような期待があるのか、またどのような行動を経て訪日旅行を決定し、実際に訪日中にどのような消費行動を起こすのかを分析することで適切なインバウンド誘致をする上で指標として扱うことができそうです。

今後も伸びが予想されるインバウンドですが、しっかりと対策することで機会損失のないようにしたいものですね。

 

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