【インバウンド調査】台湾・タイのWEB広告事情を徹底解明!

2017年の国別インバウンド数を見ると3位は台湾の456.4万人で、リピーターは80.1%と高い数値を示しています。
また、タイは2017年に98.7万人が訪日し、そのうち67.1%がリピーターとなり、両国ともに2020年のインバウンド4000万人という政府目標の達成に重要度の高い国です。
今回はアジア9拠点でグローバルコンサルティングを行うアウンコンサルティング株式会社の行った台湾、タイのWeb広告に関するアンケートの調査の結果から傾向を見ていきましょう。

最も使用されているメッセンジャーアプリ

台湾

1位 LINE          63%
2位 Messenger 28%
3位 WhatsApp  4%

タイ

1位 Messenger 58%
2位 LINE          36%
3位 WhatsApp  3%

台湾、タイ共にメッセンジャーアプリは「Messenger」、「LINE」の2つで90%以上を占めています。
タイではFacebookの利用率が非常に高いのがMessengerの使用率が高い要因になっています。

利用頻度が一番多いSNS

台湾

1位 Facebook   57%
2位 Instagram 27%
3位 Tik tok         5%

タイ

1位 Facebook  78%
2位 Instagram 9%
3位 Twitter       6%

SNSの利用頻度は上記のような結果となりました。
Facebookが主流という点では台湾もタイも同じですが、タイではInstagramのシェアは9%と低い数値です。
タイではFacebookのニュースフィードで友人とコニュニケーションを取り、情報収集の際もFacebook上で呼びかけて行う等、日本よりもSNSとしての存在感がかなり大きいです。

SNSでクリックしたことのある広告

「SNSでクリックしたことのある広告」ですが、

台湾では「Facebook」「LINE」「Instagram」、

タイでは「Facebook」「Messenger」「LINE」が上位になり、

使用頻度が高いメッセンジャーアプリやSNS上の広告がクリックされています。

SNS以外でクリックしたことのある広告の種類

台湾

1位 バナー広告    29%
2位 リスティング広告 24%
3位 動画広告     17%
4位 ポップアップ広告 14%

タイ

1位 動画広告     36%
2位 リスティング広告 25%
3位 特集記事広告   10%
4位 ステッキー広告  10%

SNS以外ではウェブ検索すると出てくるバナー広告や検索キーワードに応じて出てくるリスティング広告等が上位に来ています。
台湾ではバナー広告が1位になるのに対し、タイでは動画広告が1位に来るという違いが見られましたが、プロモーションの際にはこのような違いを認識して媒体を選ぶ必要があります。

SNSで迷惑だと感じる広告

SNS上で迷惑だと思った広告はクリックしたことのある広告と同じで、

台湾・タイ共に「LINE」、「Facebook」、「Messenger」が上位に来ています。

特徴的なのはInstagramに関しては、迷惑と感じているという回答が少ないという点です。

Instagram内の広告はアパレルや美容系など、視覚的に訴える広告が多く、ユーザーの投稿に溶け込みやすいことから不快に感じにくいということがあるかもしれません。

SNS広告以外で迷惑だと感じる広告

台湾

1位 ポップアップ広告 45%
2位 リスティング広告 17%
3位 ステッキー広告  17%
4位 動画広告     10%

タイ

1位 リスティング広告 29%
2位 ポップアップ広告 22%
3位 動画広告     18%
4位 バナー広告    15%

SNS以外の広告ですが、視界を遮るように出てくる「ポップアップ広告」が特に不快という意見の他、検索キーワードに応じて広告が掲載されるリスティング広告の評判が良くないという結果でした。

クリックしたことのあるサービスの広告

クリックしたことのある広告の業界としては

「美容」、「ゲーム」、「旅行」の需要が高いことがわかりました。

業界別に調査をすると、「美容」「ゲーム」「旅行」のWeb広告への関心が高いことが分かりました。ランキングを比較してみても大きな差はなく、Web広告の効果が期待できる業界は国や地域によって変動はあると思いますが、台湾とタイでは似たような結果となりました。

まとめ

インバウンド向けのプロモーションを行う場合にSNSを活用して情報を拡散させる、という方法が有効ですが、台湾とタイの事例からそれぞれの国におけるSNSプラットフォームの差やユーザーの動向を踏まえて媒体を選ぶ必要があります。
また、広告の対象となる商材によっても媒体を選ぶ必要がありますので、最適な組み合わせで最大のプロモーション効果をあげられるように効果測定をしながら推進していきましょう。