世界に日本が誇るお酒といえば、その名の通り日本酒を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
アドリンクでも以前の記事『【和食ブーム】日本酒が「日本」のお酒として世界に躍進中!?』で紹介したように、外国人観光客による日本の酒蔵巡りは一種のブームにもなっています。
しかし、そんな中で最近では日本産のウイスキーが日本酒に次ぐ活躍を見せているようです。
今回はそんな日本産のウイスキーの躍進について紹介したいと思います。
香港で日本産のウイスキーが3000万円で落札
サントリー酒類が2011年に売り出したシングルモルトウイスキー「山崎50年」が27日、香港のオークションにかけられ、3250万円で落札されました。この落札額は国産ウイスキーの落札額としては国内最高を記録しています。 この「山崎50年」は50年以上熟成させた原酒を使っていて、150本限定ということも相まって話題になっていました。このように近年日本産のウイスキーが高値で取引される傾向にあるようですが、ここからはその理由について詳しくご紹介していきます。
続々と売り上げを伸ばす日本生まれのウイスキー
年々増加する輸出量
酒類全体としても、上記の図のように年々売り上げが伸びてきていることがよくわかります。
酒類全体でのウイスキーのシェアとどの国に受けているのか
日本産のウイスキーはますます輸出額を増やしており、平成29年では、日本酒に次いで酒類全体の輸出額の25%をウイスキーが占めています。 また、アメリカ、フランス、オランダの3ヶ国に特に人気です。
ウイスキーが伸びている理由
ウイスキーの賞を総なめ
日本のウイスキーが好調な展開を見せている要因としては、近年世界の酒類競技会でウイスキーなどが数々の賞を受賞して、日本のお酒に対する注目が集まってきているからではないかと言われています。
世界の五大ウイスキー
スコットランド、アイルランド、アメリカ合衆国、カナダの4カ国に、なんと日本も加えられて『五大ウイスキー』と称されています。このことからもその評価の高さがわかりますね。
ますます拡大するウイスキーの海外進出
先ほど見てきたように、ウイスキーの海外進出は止まることを知らない勢いです。正規のルート以外にも、インターネット上で通常価格の10倍近い値段で人気銘柄は取引されていたり、外国人バイヤーが大量にウイスキーを買い占めて行ったりすることもあるようです。
まとめ
各企業の企業努力によって日の目を浴び、もはや止まる勢いのない日本のウイスキーブーム。これからもますます売り上げは伸びることが予想されています。 皆さんも、世界の注目する日本ウイスキー、一度しっかりと味わって見てはいかがでしょうか?