近年様々な方面でロボットやAIの活躍が注目されているかと思います。
ホットな話題でいうと、自動運転の技術は進化を続けており、あと10年もしたら完全に人が車を運転しない時代が来るとも言われています。
そんなロボットたちの活躍ですが、多言語対応においてもロボットの活躍が期待されています。
今回はそんな案内型ロボットについてご紹介していきたいと思います。
人の代わりにロボットが道案内
羽田空港では昨年12月に館内警備や物流、翻訳案内に使うロボットの第2期実証実験が始まりました。 今回の実験では9台のロボットが全国で導入されています。 その中でも導入台数の多いロボットの特徴を紹介します。
Cinnamon
カメラと自走機能を備えたAIと会話できるスマートロボットで、遠隔地からスマートフォンアプリを介し、ボタンや音声で操作できる。
ヒアラブルデバイス
このロボットは開発段階のものですが、マイクとスピーカに加え、顔の向きや姿勢、移動情報などの常時検出が可能な9軸モーションセンサーを搭載しており、マイクとスピーカを活用したハンズフリーでの業務支援が期待されています。 このように多種多様な翻訳型の案内ロボットが今回の実験では導入されており、今後の活躍に期待が集まっています。
友達ではなくロボットと旅する未来
日本国内でも、シャープの製作したモバイル型コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」に注目が集まっています。 ロボホンは会話を楽しめるロボットであり、携帯電話機能が内蔵されています。 JTB西日本とシャープは12月8日、このロボットを使ったパッケージツアー「RoBoHoNと行く『ロボ旅』」を発売しました。 これはツアー参加者にロボホンを貸し出し、観光スポットをあらかじめインストールしておくことで、名所や施設について、説明してくれるような内容になっています。 こういった技術が進歩していけばロボットとともに旅する時代が来るのも遠くないかもしれませんね。
人間の雇用がなくなるかも
ここまで紹介してきた二つの例のようにますますロボットが行える仕事の幅は増えてきており、いずれ人間の仕事がなくなってしまうことも懸念されています。 機械に人間が追い越されてしまうことをシンギュラリティと言ったりしますが、こういった事例を見ていると本当にすぐ先の未来でそんなことがおこってしまいそうな気がしますね。 ロボットの進歩も大切ですが、我々人間も進化することを忘れずに毎日を過ごしていくようにしたいですね。