この特集にあたって
- 「コロナ禍での観光業界の具体的な状況を知りたい」
- 「観光に携わる方々がこの状況をどのように捉え、動いているのか?」
この記事はそのような方へ向けて書いています。
インターン生、中井一希の紹介
はじめまして。 私は株式会社アドリンク、インターン生の中井一希と申します。 昨今のコロナによる経済的ダメージは世界規模で深刻な状況にあります。 特に観光業においては多大な影響を受けています。 2020年11月現在、日本では感染拡大の第3波が到来しており、まだまだ予断は許せません。 一方その裏では、多くの観光従事者の方が新しい事業を展開するなど、ウィズコロナ時代に合わせた取り組みを行っています。 そこでこの度、観光に携わる企業や事業主の皆様にコロナ禍における対策や取り組み、そしてこれからの観光についてのお考えをお伺いし、インタビュー記事を書かせて頂くこととなりました。 多くの観光従事者の方がコロナに負けず、果敢に挑戦しているお姿を発信していきます。 記事を読んでくださった皆様の、これからの観光業に対して前向きに捉えていただくための一助となれば幸いです。
プロフィール
中井一希(Kazuki Nakai)株式会社アドリンクインターン生立命館大学 政策科学部 3回生生年月日:2000年3月24日生まれ大阪人の両親のもとに生まれ、幼少期~高校時代まで新潟県で過ごす2018年3月 新潟県立三条高校卒業2018年4月 立命館大学入学
私がなぜ観光業に関心を持つのか
きっかけは『新・観光立国論』
私は大阪生まれ新潟育ちで、現在は立命館大学の政策科学部に所属している大学3回生です。 大学では経営や経済、まちづくりや環境など幅広い分野を学んでいます。 私が観光に興味を持ったきっかけは、大学1回生の秋にデービッド・アトキンソンさんの『新・観光立国論』に出会ったことです。 この書籍の中でアトキンソンさんは、観光の4大要素である自然・気候・文化・食事を日本は全て所有しており、活用しきれていない部分が沢山あるためまだまだ伸び代があると述べられています。 実際に2003年から「ビジット・ジャパン・キャンペーン」が政府主導で行われ、ほぼ右肩上がりで訪日外国人観光客数が増加しており、観光競争力ランキング(世界経済フォーラム)でも2009年の25位から2017年には4位にまで上昇しています。 私はこの論述やデータで日本の観光のポテンシャルの高さを知り、多くの外国人の方にもっと日本に来てもらい感動してほしい、訪日外国人の方々が高い満足感を得られるような仕組みをつくりたいと考えるようになりました。
今までの活動と新型コロナウイルスに対して
実際に昨年までは、京都の主要観光地でのガイドやゲストハウスのお手伝いなどを通して、訪日外国人の方々に日本をより楽しんでいただけるような取り組みをしてきました。 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって全ての活動が中止となりました。 インバウンドに頼りすぎることのリスクを知ることになり、大きなショックを受けました。 ただし、観光に対する需要がなくなることは決してありません。 コロナが収まれば、また多くの方々が世界中を行き来するでしょう。 その時に、世界中の方々にまた日本に訪れてもらい感動してもらえるように、コロナによって学んだ点を意識しつつ観光を盛り上げていくことが必要だと考えます。
中井の将来のビジョン
私は日本の全ての地域を観光地にしたいと思っております。 この場合の観光地というのは、京都市などの一般的な観光地ではなく、何らかの個性があって、そこでしかできない体験を求めて訪れる場所を指しています。 観光を盛り上げる最大のメリットは、その地域の食や町並み、伝統文化を保護・継承することにあると思っています。 日本の市町村一つ一つの魅力が日本中・世界中に伝わり、多くの方々に日本中の色々な地域に来てもらうことで、多くの地域の色が継承され、主要観光地への観光客の集中を回避し、地方にもお金を落としてもらう仕組みがつくれると考えています。 そして私は、「地域を観光分野で活性化させる」をミッションにしている弊社でお仕事をさせていただく中で、地域や観光に携わる人々の魅力の発信のお手伝いができればと思っております。 長くなりましたが、 少しでも興味を持ってくださるのであれば、投稿した記事を読んでいただけると幸いです。
取材の依頼
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